さて、大学時代ガムシャラにやってきて大学4年生の最後のリーグ戦では
ベストナイン獲得するまで成長できましたが、
ドラフトにはかかりませんでした。
それどころかプロ候補にも名前があがったことがないのです。
このころまでは野球雑誌を見ても自分の名前をみたことないですよ。
僕は根が真面目なタイプなので(自分で言うと信憑性が低いですがw)
練習は真面目にやってましたし、一生懸命やってました。
でもプロにはなれていません。
ここから大きく思考をかえることによって
道が開けていくのです。
今回はそんなことを書いていきましょう。
トヨタ自動車硬式野球部に入部
大学卒業後、トヨタ自動車に入社することになりました。
当時のトヨタ自動車は周りからは強いと思われていたみたいです。
だだ実績はといいますと、全国大会での最高成績はベスト8でした。
全国ではあまり勝てていなかったのです。
ですので、僕的には「強い」というよりも、「いい選手」がいるチームという印象でした。
「いい選手が多ければ強いんじゃないんですか?」
という声が聞こえてきそうですが、そうとも限らないんです。
勝つということは、いろいろな要因が重なっております。
いい選手が多いというのも、その要因の一つにすぎないのでね。
まぁ、そのいい選手が多く集まるトヨタ自動車硬式野球部に入部して社会人野球生活が始まります。
そこで強く思ったことがあります。
「やっぱり、俺はプロ野球選手になりたい」
今までももちろん思ってきたことなんですが、
トヨタ自動車に入社して周りの方々から、
「一生安泰だな」とか「大卒でトヨタなら安定してていいな」とか・・・
そのようなことを沢山言われました。
こういったことを言われる度に、僕にはめちゃくちゃ違和感があったんですよね~。
でも、なんで違和感感じるんだろう?別に変なことを言われているわけじゃないのに。
最初は不思議でした。
でも、すぐに違和感の原因に気づいたんです。
僕は幼い頃から「プロ野球選手」になりたくて野球をやってきました。
決して大きな会社に就職するためではありません。
大きな会社に就職するために野球やってたのであれば、
夢が実現してますし違和感を感じることはなかったと思います。
でも、僕は違ったんですよね。
やっぱりプロ野球選手になりたいんですよ。
なにがなんでもプロ野球選手になりたいんですよ。
「プロ野球選手になるためならなんだってやってやる!」
そんな想いだったんです。
トヨタ自動車に入社して、その想いに改めて気づくことになったのです。
思い通りにはいかない
ただその想いに改めて気づいたところで、
「じゃあ頑張ってプロ野球選手になりましょう」
ってだけでなれたら苦労しないですよね~。
そもそもそれだけでなれるのであればこの時点でなれてますよ。
これまでプロ野球選手になりたくてガムシャラにやってきましたが
現時点でプロ野球選手になれず社会人野球をしているわけですから。
そして社会人1年目は投げるたびに打たれる、みたいな投球でした。
これではプロどころか、このチームで投げることすらできない。
と、悲壮感漂ってましたね~。
「こんなはずじゃない!」
そういう風にずっと思ってました。
そして目立った成績を残せずに、一年目が終了してしまいました。
一生懸命やってたんですけどね。
プロ野球選手になるために。
でもこのままじゃ行けない。
このまま一生懸命やってても。
【どうしたら行けるのか】
そこから頭を使い考えるようになりました。
打者と対戦して、打ち取るために頭を使うことはありましたが
プロ野球選手になるために頭を使うというのは初めての経験ですね。
・どういった連中がプロ野球選手になっているのか
・どうやったら僕がプロのスカウトの目に留まるのか
・自己分析
・自分は何の武器で勝負するのか
など、こういったことを考え続けましたね。
そして思いつけば即行動の繰り返しで
自分のスタイルを見つけていくのです。
ここのプロセスの部分はまた後日しっかり書いていきますね。
この部分が一番大事だと思っていますから。
社会人時代は、まぁ、そんなことをやっていたんですよ。
すると3年目にドラフト1巡目指名されるまでに成長しましたよ。
成長するプロセスを思いっきり飛ばしちゃってすみません(笑)
さっきも言ったように、ここが一番大事なので
また後日しっかり書きますね~。
それでは、本日はこれまで。
ではまた。
~普通の野球少年がどうやってドラフト1位になったのか~ 講演
次回の開催は、
7/24(水)講演19:30~21:30 (場所・神保町駅or竹橋駅近く)
8/17(土)講演15:00~17:00 懇親会17:00~19:00 (場所・神楽坂駅近く)
最後に
一番大切なことは
「考える」
ということ。
どうなりたいのかを描いて
そのためにどうするか
「考える」
これに尽きます。
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